今回はライターとしてお金を稼ぐための執筆テクニックをご紹介します。
執筆時に心がけたいこと
- 時間短縮
- 作業効率アップ
- 初回納品OK
時間短縮のコツ
ライティングは出来高制なので、執筆に時間をかけるほど時給が下がります。1文字1円1,500字の案件に3時間かけたら時給500円になりますが、1時間でできたら時給1,500円の仕事になります。
できるだけ短時間でサクサク仕上げ、数をこなすことがライティングで稼ぐためのコツです。
たとえば時給1,000円の仕事をしたいなら、
2,000字/1円の場合なら
1時間で検索
1時間で執筆
最後に見直し
4,000字/1円の場合なら
2時間で検索
2時間で執筆
最後に見直し
この通りにいかないことのほうが多いですが、時間を区切ることで「いつまでもだらだら」や「やる気が起きん」を退治して時間の有効活用につながります。
お役立ち作業効率アップツール
クライアントの指示通りの執筆って、正直面倒な作業なので、便利なツールをガンガン使いまわして時間短縮、効率アップしましょう。
Googleドライブ
Googleのアカウントを取ると様々なツールが使えるようになります。Gドライブのそのひとつ。中にワードっぽい「Googleドキュメント」、エクセルっぽい「スプレッドシート」を始めマイクロソフトのオフィスっぽいツールが揃っています。
オフィスと違って自動バックアップ機能がついているので「しまったー保存してなかったああああ」という悲劇を回避できるのも嬉しいポイント。
オンラインサービスなので、ネット環境が必須ですが、つながってさえいればスマホでもタブレットでもデバイスを選ばず作業できます。
Google日本語入力
タレント名やトレンドワードを正しく変換してくれるソフト。固有名詞の誤変換を防ぐことができます。
文字カウントツール「numMoji」
リードや締め文、ディスクリプションなどで文字数確認が必要になることが多いライティング。文字カウントツールはいろいろありますが、このツールはシンプルなのでおすすめ。入力履歴が残る仕様なので、場合によっては役立つかも。
文字置換ツール
クライアントによって文字表記ルールは異なります。ああ面倒くさい、みんな後回し!
最後にこのツールを使って文字表記を統一すればOK。
言葉が思い浮かばない
ライティングをしていると自分の語彙力のなさに「あぁ…」と思うことがよくあります。だってそんなに多くの言葉使って生活してないし、しかたがありません。でも長い文章で同じ言い回しを使っていると単調に感じてしまいます。そんな時は類語辞典の出番。
類語辞典使わなくても、普通に「キーワード 類語」でも言い換えの言葉は探せます。
ショートカットキーを覚える
ライティング講座の先生も「マウスは使わない。時間の無駄」と言っていました。ちなみに私はマウスわりと使います。時間を無駄使いするタイプです。
文章構成にはテンプレート活用!
webライティングでは文章がすんなり頭に入ることが大切。で、すんなり頭に入る文章構成はパターンが決まっているので、このパターンで文章を作ると「考える時間短縮」「自動的にかっこいい記事が完成」します。
基本の構成パターン
導入 問題提起など
結論 タイトルにつけた疑問の答えをいきなり提示
結論の説明 情報や理由をつけて説得力を持たせる
具体例 あれば
まとめ ポイントがわかるように
接続 次の見出しがある場合は、そこにつながるような問題提起
例
導入 ●●の○○とはなんでしょうか。
結論 ○○とは「 」です。
結論の説明 なぜならば
具体例 実際に…
まとめ つまり○○とは…ということです。
接続 では●●の△△とはなんでしょうか。
見出しの作り方
見出しの作り方にもコツがあり、書いてあることのポイントをまとめたものになるのがベスト。極端なことを言えば、見出しを見ただけでコンテンツの中身が想像できることがベストです。長さは長すぎ短すぎNG、レギュレーションによりますが体感的には10~20字くらいかな?
短文や固有名詞だけはNG。
×警報時の避難方法
○警報が出たらいつ、どこに、どうやって避難するべき?
導入と締めのテンプレ
よく使われるパターンをこそっとご紹介。ちなみに締めで「いかがでしたか?」という書き出しはNGです。なんでかっていうと、キュレーション全盛時代にものすごく使われた言い回しだから。
導入テンプレ
- ターゲットに主張する
「~のような人はいませんか?」 - 問題提起型
「**が原因かもしれません」 - 問題解決型
「**を解決する方法をご紹介します」
締め文テンプレ
- 結論の再提示
「**についてご紹介しました」 - 記事のポイント明示
「**についておわかりいただけましたか?」 - 行動の呼びかけ
「ぜひ**をしてみてください」
文字数が足りない時のテクニック
文字数が足りない時はリサーチ不足であることが多いのですが、「そうじゃなくて、あと少しなんだけど!」という時には
- 漢字をひらがなにする
- 長すぎる一文を分けてみる
- 解説していない専門用語がないか確認する
特に3は効きます!どうしてもって時は専門用語を入れて説明しちゃうっていう方法も。
次回は納品前の見直しについてご紹介します!