在宅ライター初心者のための基礎知識5「見直しのコツ」

基礎知識

今回は納品前の見直しのコツについてご紹介します。

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見直しのポイント1 指示代名詞はないか?

近年の傾向として、webコンテンツはスマホで見る人が増えています。ですので、長い文章だけでなく指示代名詞も敬遠される傾向にあります。よく国語の問題にある「それ」とはなんのことか答えなさい、というやつですね。全体を見渡せる紙媒体なら「それ」の場所を探すの簡単ですが、特にスマホで見ているwebコンテンツでは全体が見渡せないため、「それ」がどこにあるのかわからん、というわけです。
直前の文を示しているならまだしも、遠くにあった情報を指しての「それ」の使用は好ましくありません。

~ということ
~というもの
これは…
それを…
このような
そのような
前述した
先に説明した

このあたりは要注意です。

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見直しのポイント2 難しい用語はないか?

専門用語をたくさん使うと、関係者以外に閲覧されなくなります(専門性の高いコンテンツは別)。専門用語を使う場合は、用語の説明を加えます。
難読表現は、読み手に伝わりにくくなるので控えたほうがいい表現です。

割愛する
享受する
薫陶
一縷
吝嗇
なかんづく

などなど…。あんまり使わない表現ではありますが。

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見直しのポイント3 冗長的な部分をカット

例 投資家の間では、(中略)売りというトレードが一番機能するということはよく話題に出ます。

「という」が近くで2回登場しています。2回目の「という」は省略しても意味が通じるため、冗長な表現に該当です。
なくても問題なく意味が通るものは潔くカット!

例 投資家という仕事は株式、FX、不動産などに投資する仕事です。

「仕事」という単語が繰り返されています。1回目の仕事はカットしても意味が通じるのでカット。

例 ダイエットには有酸素運動やカロリー制限などだけでなく、適度な筋トレなども取り入れると効果的です。

「など」を繰り返すとくどくなります。

例 「まず最初に」「一番最初に」

同じ意味の言葉を重ねるのもNG。

およそ30分ほど→およそ30分
約30分ほど→約30分
いちばん最後に→いちばん後に
断トツの一位→一位
収入が入る→収入を得る
挙式を挙げる→式を挙げる
後で後悔する→後悔する
違和感を感じる→違和感がある

このあたりも間違えやすいです。同じ漢字が入っていたら要注意。

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見直しのポイント4 伝聞・推量表現はないか?

コラム記事では伝聞・推量表現はなるべく避けたほうがいいとされています。これは信ぴょう性が下がるため。

~と言われています
~のようです
~だそうです
~らしい
~と思います
~かもしれません

コンテンツの目的が正確な情報の提供であれば、「事実かどうかわからない」「こういう可能性もある」というレベルの情報の採用は避けたほうがいいです。

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見直しのポイント5 誤字脱字はないか

誤字脱字は目で確認できるものなので、間違っているとライターとして恥ずかしいです。以下の項目は納品前に要確認。

  • 固有名詞(地名、商業施設名など)
  • 専門用語
  • カタカナ用語
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美容・医療系案件で使っていけない表現

薬事法により、効能が認められたもの以外の効き目についてキッパリ言い切ることはできません。
情報提供系ではキッパリ言い切ることで信憑性を高めますが、美容・医療系ではソフトな言い回しが必要になります。

~を保ちます
~する機能があります
~の改善に役立ちます

こんな感じ。

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見直しをしてコスト削減

コラム記事はプロのチェッカーが入って記事をチェックします。表現方法だけでなく書かれている内容についてもチェックが入るので、見直して修正を少なくすることは「余計な修正作業に時間を取られない」ためには重要。次の案件にも取り掛かれるので、コスト削減にもつながります。
見直すためには文章を客観的に確認しなくてはならないので、「書いてから少し時間をおいて」頭が冷静になってから確認するのがおすすめです。

また

  • 声に出す
  • 紙に印刷する

なども確認作業としてはおすすめ。特に「声に出す」はwebディレクターやチェッカーが実際に取り入れている方法。つっかえる場所には問題がある可能性が高いので、ぜひお試しを。

以上、5回にわたってコンテンツの書き方についてご紹介をしました。ただ、ご紹介した書き方のコツは「まあ、注意点はこんなものかな」と私がピックアップしたものであり、レギュレーションはクライアントによって異なるので必ずしも当てはまるものではありません。レギュレーションを優先してくださいませ。

これからライティングに挑戦される方のお力になれれば幸いです。