開業すると扶養から外れる! 開業届を出さないまま青色申告はできる?

確定申告

在宅ワークでそれなりに収入が増えて来ると、検討したくなるのが青色申告です。が、開業届を出すとご主人の会社の規定によっては、扶養から外れてしまう可能性も…。

では、開業届を出さずに青色申告をすることは可能なのでしょうか?

スポンサーリンク

開業届を提出しないと青色申告はできないのですか?

答え。
開業届を出さなくても、青色申告にすることはできます。ただし、承認されれば。

青色申告は申請するものです。青色申告ができる条件に当てはまっていれば「青色申告してもいいよ」という承認が下りるので、そうすれば青色申告で確定申告を行えます。
フリーランス向けの説明サイトでは、青色申告は開業届とセットになっていますが、青色申告をするために必ずしも開業届を出す必要はないのですね。

ですが、注意点もあります。

夫の扶養に入っている家族は、そのぶんの所得税・社会保険料が控除されています。それとは別に、妻が扶養に入っている人に対し、独自に家族手当を出している会社もあります。

こうした扶養控除や家族手当は、会社や保険組合によって要件が異なります。「開業届を出したら収入にかかわらず手当はカット」という規定をしている会社もあるので、要注意。

ご主人の扶養に入っている人は、開業届を出す前にご主人の会社の扶養条件についてよくよく確認しておきましょう。

 

主婦が開業しても大丈夫? 夫の扶養から外れる可能性について
フリーランスとして独り立ちしバリバリやっていきたい人はそれでOKだけど、夫の扶養に入っている主婦が開業する場合、なんの問題もないのでしょうか? 今回は主婦が開業して「夫の扶養から外れる可能性」についてご紹介します。

 

スポンサーリンク

誰でもOKじゃない! 青色申告の申請ができる条件

青色申告は「事業所得」「不動産所得」「山林所得」の3つに使えます。サラリーマンだけどアパートを相続して不動産所得がある、山林を所有しているので山林所得がある、という場合には青色申告が使えるわけですね。この場合は、必ずしも開業届を出さなくても青色申告を申請すれば承認されます。

事業所得の場合は、独立性、継続性、反復性を見られます。副業の収入は事業所得か雑収入のどちらかになるのですが、事業所得と雑収入の線引きに関しては

  • 自己の危険と計算において独立して行う業務か
  • 営利性と有償性を有しているか
  • 反復継続して遂行されて営まれているか
  • 社会的地位が客観的に認められているか

https://www.freee.co.jp/kb/kb-kakuteishinkoku/income/#content2

これが基準となっています。

だから、片手間でやっている趣味の延長のような在宅ワークでは「それ雑収入でしょ。事業所得とは言えないから、申請却下ね」と言われる可能性が高いのです。事実、サラリーマンの副業で青色申告はなかなか認められません。
ですが、開業届を出せば「事業として行います」と宣言しているため、青色申告の申請が承認される、というわけなのですね。

主婦が専業で在宅ワークを行っており、開業届なしで青色申告を申請した場合、税務署が「事業所得である」と認めてくれたら青色申告ができるようになりますが、承認されない可能性も十分にあり得ます。どうしても青色申告したい場合は、開業届とセットで出すことを検討しましょう。ご主人の会社の扶養条件にあてはまっていれば、扶養に入ったまま個人事業主になることは可能です。

逆に、白色申告の人は「雑収入」で申告すればOK。

なお、開業届とセットで出す場合は、開業届提出から2か月以内に提出しないと、青色申告での確定申告は翌年度からの適用になりますのでご注意を。

ライターの場合です。
フリマやオークションなどでの収入とは基準が異なりますので、ご注意ください。

 

 

参考:

https://www.freee.co.jp/kb/kb-blue-return/conditions/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13155662943?__ysp=6ZaL5qWt5bGKIOmdkuiJsueUs%2BWRiuOCkuOBl%2BOBquOBhA%3D%3D
https://kaigyou.dreamgate.gr.jp/qa/kaikei/kessan/1888/