クラウドソーシングの危険な案件「ショップ運営代行」「フリマ・オークション出品代行」

副業

クラウドソーシングは誰でも利用することができるため、時にはあやしい仕事が発注されることがあります。今増えてきているのがショップ運営代行というもの。知恵袋でも相談が上がっていますし、クラウドソーシングサイトの利用規約にも出ています。
これはどんなお仕事なのでしょうか。

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女性限定! カンタン! ネットショップ代行

前回の危険な案件でクラウドワークスを使ったので、今回はランサーズの画面で確認してみましょう。
「代行」というキーワードで検索をかけ、新着順に並んだ画面がこちら。※一部加工しております。

 

クラウドワークスで検索してもほぼ同じ結果が得られます。

 

目につくのが「女性限定」「簡単」「ネットショップ」「フリマ」の「運営」「出品」「代行」というキーワード。
これは、クライアントに代わりネットショップやフリマ・オークションで購入者・落札者に対し、品物を出品するという仕事です。実際には在庫はなくやり取りのみを行うため、購入者とのやりとりがメインと言えます。

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こんなトラブルが発生中

さて、このネットショップ運営の代行やフリマ代行では、こうしたトラブルが発生しています。

オークション代行。自分のアカウントで無在庫取引が仕事内容。
ブランドバッグを落札したのに、実際はまったくの偽物が送られてきたと落札者からクレームの連絡が入った。
クライアントとは連絡がつかず、運営に相談しても、代理取引は禁止行為なので保障はないという。警察も相手にしてくれない。落札者への返金は私がしなければならないの?

フリマでもネットショップでも、とにかく無在庫での取引代行の主な流れはこの通り。オークションやフリマでは、購入者が先に入金し、入金確認後に品物が発送されます。

 

  1. クライアントから頼まれてワーカーが無在庫で出品
  2. 購入者が入金後、品物が発送されない
  3. クライアントがお金だけもらって逃げる
    クレーム処理はワーカーが行う

 

という仕組みです。

構造としては「買い物代行」「荷受け代行」とまったく同じ。買い物や荷受けの代行が問題になり、逮捕者も出る騒ぎになったことから、こうした詐欺行為を行っていたグループがネットショップ代行やオークション・フリマ代行に移行してきているとも言えます。

もちろん運営代行がすべてあやしい案件というわけではありません。フリマアプリが大人気ということもあって、本人に代わり出品を代行する業者が増えているのは本当です。そういう業者がスタッフを募集することもあります。

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運営代行の詐欺にひっかからないようにするには?

新規登録者を避ける

クラウドソーシングでは、運営会社によってワーカーを対象にした詐欺行為は禁止されています。

ページが見つかりませんでした【クラウドワークス】
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ランサーズの利用規約はわかりにくかったので、クラウドワークスの注意喚起をご紹介します。今回のトラブル以外によく起きている「あやしい案件」について注意が書かれています。

あやしい案件やクライアントなどは、ワーカーからの通報や運営の巡回などによってアカウント停止になります。だから業者はすぐに新しいアカウントを作成。

クラウドソーシングは発注・受注ともに匿名で活動ができるため、マイページに書かれている情報がすべてです。信頼性を保つために、クラウドソーシングでワーカーを集める必要があるクライアントは、簡単にアカウントを作り直したりはしません。実績や評価がゼロになってしまうからです。

このことから、ワーカーからの評価の高さや、発注数も一つの目安になります。※ただし、やたら大量発注・ほとんど未契約というクライアントもいますので、発注数の多さ=信頼の高さにはつながりません。きちんと契約が済んでいることが大切です。

個人情報を求めるクライアントを避ける

ワーカーを利用して詐欺を行いたい業者は、ワーカー個人に泥をかぶせようとします。逆に言えば、個人情報を渡しさえしなければ自分を守ることができると言えます。
正しく代行を行っている業者は、クライアント自身で代行用のアカウントを用意しています。代行用のアカウントを自分で用意しなければならない案件は要注意、と考えて差し支えないでしょう。

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もしトラブルに遭遇してしまったら

警察や消費者センターに相談をしましょう。警察は取り合ってくれない可能性が高いのですが、クラウドソーシングで発注されている件数をみると、あちこちでトラブルが発生している可能性が高いので、なんらかのアドバイスをもらえるかもしれません。消費者センターもしかり。
金額が大きいようなら、弁護士に相談するのもアリです。法テラスや無料相談などを利用してみましょう。
また、人を利用して取引をしようとするクライアントに非があるのは明らかなので、警察や弁護士に相談している、ということをクライアントに伝えると何らかのアクションを起こす可能性もあります…が、音信不通になる業者も少なくないため、必ず報酬を回収できるとは限りません。

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結論:事前にあやしい仕事をチェックしよう

初心者だからこそ、こうした案件もあるということを知って仕事を探すことが大切です。また、フリマ・オークションのNG行為など、システムについても把握しておかないと、プライベートで利用していたアカウントを失うおそれもあります。

クラウドソーシングでは、わが身は自分で守るしかないのです…。気を付けましょう。

※2018年11月時点の情報です。