キュレーション時代の思い出を語ってみよう

ちょっと一休み

Twitterでキュレーションサイトの闇について話題が出ていたので、その昔、山ほど担当したキュレーションサイト作成の楽しい思い出を振り返ってみたいと思います。
全部、2016年よりも前の話であり、当時担当したキュレーションサイトのほとんどは削除されておりますのでご安心ください。ちなみに、ネタはすべて炎上元以外のサイトです。

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キュレーションサイトって何?

さて、キュレーションサイトってそもそも何?
ですが。
人によって定義は違うかもしれませんが、私の認識では、

タイトル
画像
記事
引用

この4つがセットになっているサイトです。特徴的なのは、説得力を持たせるために引用をつけることでしょうか。典型的キュレーションサイトといえば「NAVERまとめ」。不特定多数の人が登録し好きに作成できるサービスですが、「まとめ編集部さん」はNAVERが依頼したライターが作っています。

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今まで担当してきたキュレーションサイトの数

正直、数えていないのでわかりませんが、かなりたくさんやりました。2015年~2016年に担当したサイトのほとんどはキュレーションサイトでした。大部分が女性向けライフスタイルが内容の、似たような感じのサイトでしたが、気軽にぱらぱらめくれるので私自身楽しく眺めていました。

私の担当したサイトではがっつり医療系分野の記事はありませんでしたが、スキンケアやダイエットなどはたくさん書きました。当時の流行はファスティングや酵素ドリンクを使ったダイエットでした。今はアウトですね。

ただ、個人的には「ごはんを抜く根性があるなら、ウォーキングを20分でも取り入れたほうがやせるのでは。第一、食べないと日中ぼーっとしちゃうでしょうに」と思っていました。「酵素ドリンク」や「ファスティング」が検索されるキーワードだったのでこのキーワードで書いてほしい、というのがクライアントの希望でしたので、意見はしませんでしたが。

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これは楽しかった! 恋愛分野とDIYキュレーション

楽しかったのは恋愛分野。モテテクや合コン必勝法、初デート必勝法、愛されコーデは本当にたくさんやりました。キュレーションサイトが乱立していた時代だったので、どのサービスを開いても似たようなラインナップ。当然、ファッションの紹介も似たり寄ったり。「甘辛コーデ」やら「ふわふわトップコーデ」やら「今年はカーキが流行中」といった似たような文字や画像の露出が増えるので、当然、そういったファッションがとにかく流行した覚えがあります。
流行はこうして作られるのだな、としみじみ。

恋愛分野が楽しかったのは、正解がないからです。何を書いても、正しくもあり、必ずしも正しいわけではない。それにふわふわトップス着たからって健康被害も出ません。専門知識も不要だし、専門サイトを丁寧に調べる必要もなく、気が楽。
似たような理由でDIYのキュレーションも好きでした。お部屋コーディネートや、賃貸でもできるDIY、100均で作る〇〇、おしゃれな参考画像を探すのも楽しかったです。

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これはつらかった! 医療分野キュレーション

数は少ないのですが、医療従事者向けキュレーションを担当したこともあります。私に割り振られるくらいだから、当然、医療従事経験がないライターもたくさん参加して作成していました。大半は医療従事者限定ではなく、どの職業でも当てはまるような内容ではありましたが(「夜勤明けのリラックス法」とか「看護師の合コン必勝法」とか)、実体験が伴わない人が書いた記事に共感は得られるのだろうか…と思ったり、いや実体験がなくても共感を得られる記事を書ける人が実力があるってことなのかも、と思ったり。※医療の専門知識を提供する目的のサイトではありませんでした。

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SEOを意識しすぎキーワード嵐

SEOって何?
早い話がGoogleに気に入られることです。
そのためには、たくさんキーワードをちりばめるのがよろしい時代でした。指定されたキーワードをタイトルに含める、という指示だけでもかなり苦労します。これは今の仕事でも指示されています。苦肉の策として「年賀状の常識1 喪中の人には出さない」というように、ひとつの文章ではなく小見出し風にすることを思いつきましたw
今でも「この文章、意味合いとしてはおかしくないですか」とディレクターからチェックされることがあります。このキーワード全部入れるとおたくの指定の30字以内での見出し作成は不可能です。とキレたら「そうですよねえ」という反応が返ってきました。
クライアント側にも自覚はあるようです。

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海外なら問題ない? 画像の引用元

キュレーションサイトではとにかくおしゃれな画像を求めていました。ご存知の通り、ネットで公開されている写真には著作権があります。そこで目を付けたのが、海外の画像投稿サイト。その理由が「国内のサービスから画像を(無断で)引用するのはよくないけど、海外のサービスならグレーだから」というもの。
何がグレーなんだか。

はづき
はづき

ちなみに、どのキュレーションサイトのレギュレーションにも「人物はアジア人以外で」という指示がついていました。

それに気が付いたのか? 引用元として許可されていた海外の画像投稿サイトもルールを改訂し、無断引用を禁止する方向になり、今はこのサイトからの画像は使えなくなりました。
しかし、画像をたくさん使いたいというのなら、有料画像サイトと契約してくれたいいのにと思うのは私だけでしょうか。
1回だけ、クライアント側がシャッターストックを契約してくれたことがあって、このときは画像探しが楽でした。
逆に、無料素材の中で選べば他とかぶる可能性は格段に高くなります。無料素材しか使わせてくれないところに、クライアントの下心が透けて見えますね。

 

今回はこんなところで。