ライティングは「小論文型」! 三段構成の基本を知って読みやすい文章を作ろう

基礎知識

Webライターのみなさん、仕事はかどっていますかー?
私は気持ちいいくらい滞っています。夏バテ恐るべし。
さて、ライティングは構成が命ですが、構成の基礎としてよく言われる「起承転結」。でも正直にいってコンテンツ作るのに「起承転結」きっちり設定するのって無理がありません?
今回は三段構成で構成を作る方法をご紹介します。

スポンサーリンク

三段構成とは?

三段構成とは、「起承転結」のうち「転」を抜いた構成のこと。

そもそも起承転結って、4行から成る漢詩の構成のことを言います。詩なのでフィクション、物語など「心を動かす文章の構成」のテンプレート…なんですね。ドラマチックなストーリーを提供するのに適した構成です。

一方、Webコンテンツは、基本的に理路整然と情報を提供することが目的の文章であり、ドラマチックなストーリーは不要です。Webコンテンツだけでなく、論文や作文など「理路整然」を求められるものに対しては「起承結」でOK。なぜなら、起承転結の「転」は物語の転換部分を示すものであり、ライティングだとそれまで書いたことを全部覆すことになってしまうからです。

読んでる人としては「えっ、今までの全部なかったことに!?」ってなっちゃいますよね。

スポンサーリンク

三段構成はロジカルシンキングにもうってつけ

途中でストーリーの転換を起こさない三段構成は、理路整然と情報を提供または報告するのにうってつけの構成と言えます。

  • 小論文
  • 作文
  • 報告書
  • 企画書

こういうものは

  1. 序文
  2. 本文
  3. 結論

この三段構成がおすすめ。またその際にはまず「結論」を書き、続けて「理由」「理由の補完」を書きます。報告書や企画書なら「結論」から「事の発端」「プロセス」ですね。

三段構成については新聞記事を参考にするのがおすすめです。新聞の記事は理路整然と情報だけを伝え、記者の主観は含まれていません。
たとえば本日8月15日の読売新聞オンラインにおいてアクセス1位である記事「文氏、非難をトーンダウン「日本と協力続けた」」という記事の場合。

韓国の文在寅ムンジェイン大統領が15日の「光復節」の式典で行った演説で、日本との対話や協力姿勢を打ち出したのは、これ以上の対立激化を回避したい思惑からとみられる。

 文氏は演説で「我々は過去に限らず日本と安保、経済協力を続けてきた。日本とともに、日帝強占期(日本の統治時代)の被害者たちの苦痛を治癒しようとした」と述べ、日本がこれまで元慰安婦らの補償に取り組んできたことを評価した。

 日本が8月2日、輸出手続き簡略化の優遇を受けられる対象国から韓国を除外する閣議決定を行った際、「加害者である日本が盗っ人たけだけしく騒ぐ状況を決して座視しない」と激しい口調で非難したのとは対照的だ。

 文氏は、日本が対韓輸出管理を厳格化した半導体素材・部品の輸出許可を8日に出した後は「我々の対応は感情的ではいけない」(12日の大統領府での首席秘書官・補佐官会議)と対日非難をトーンダウンさせていた。

 トランプ米大統領や米高官から日韓関係を「早く改善してほしい」と要望する声が相次いでいたことも意識したとみられる。相次いでミサイルを発射した北朝鮮が「対話に臨むとしても、米朝であり、南北ではない」として韓国との対話を拒む中、これ以上日本と対立して日米韓の対北連携を乱せば、文氏が最重要視する対北交渉の行き詰まりを打破できないとの懸念も働いたとみられる。

出典 https://www.yomiuri.co.jp/world/20190815-OYT1T50104/

構成を色分けしてみると、なるほど、確かに三段構成ですね。リード(青字部分)で記事の概要を伝え、次に見出しの詳細、その次に「なぜそうなったか」を説明しています。

何を書くにしてもこのパターンを使って書ける人が「いいライター」なのかもなー、という気がしますね。あるいはこれが経験の差というか…。

スポンサーリンク

物語の基本も三段構成

ここからはフィクションの話。
起承転結は物語のパターンとご紹介しましたが、実は物語もまた三段構成になっています。正しくは三幕構成といいます。

  • 一幕 物語の説明・紹介
  • 二幕 対立
  • 三幕 解決

ディズニーではこのパターンを必ず踏んでいます。大ヒットした「アナと雪の女王」を例にすれば、

  • 一幕 アナとエルサの紹介~エルサの逃亡まで
  • 二幕 アナのエルサ捜索~ハンスに裏切られたアナが、本当に愛していた人がクリストフだと気づくまで
  • 三幕 アナの決断~エンディングまで

こんな感じ。各幕ともよく見るとさらに構成が細かく積み重なっているのですが、その部分は省略します(長くなるんで)。これもライティングの三段構成(序文・本文・結論)とある意味同じですね。

ちなみに三幕のボリューム配分は「3:6:1」が目安です。物語を書かれる方はこのあたりを意識してね。

スポンサーリンク

結論 三段構成を使ってみよう

なので。
Webコンテンツを始め、「理路整然と相手に情報を伝える」ものは三段構成を意識して作ってみましょうー。

三段構成を意識しているのか否か!? ジョジョって面白いよね、でもついていけるのは5部あたりまでだったなあー。