在宅ライターの確定申告! クラウドソーシングを使っていても家内労働者特例に該当する?

確定申告

在宅ライターにとって確定申告は頭の痛い問題です。税金詳しいかかってこいやぁ! という人はごく一部であり、ほとんどの人がネット上の優しい人の説明を聞きながらどうにか作業を終えている感じではないでしょうか。
ところで、クラウドソーシングで仕事を請け負っている在宅ライターを困惑させるのが「家内労働者特例」というもの。在宅ライターは、適用されるの、されないの?

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クラウドソーシングで仕事をしている私は、家内労働者特例が使えますか?

クライアントが複数いる場合は、使えません。

クラウドワークスの社員さんにも確認したので、間違いないです。

家内労働者特例が使える人は「家内労働法に規定する家内労働者や、外交員、集金人、電力量計の検針人のほか、特定の人に対して継続的に人的役務の提供を行うことを業務とする人」であり、「特定の人」というのは「特定の一人に限られる」と解釈します。
クラウドワークスにしろランサーズにしろ、ワーカーからすると「クラウドソーシングサービスからお金をもらっている」ように見えますが、クラウドソーシングサービスは仲介でしかなく、ワーカーにお金を払っているのはクライアントです。
だからクライアントが複数いる場合は「特定の一人」と仕事をしているとはみなされないため、家内労働者特例には該当しないのです。

が、クラウドソーシングを使っていても特定の一人とだけ仕事をしていれば、もしかしたら家内労働者特例に該当するのかも…

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家内労働者特例とは?

家内労働者特例とは、家内労働者に該当する人は無条件に経費を65万まで控除してあげるという特例のことです。経費65万は大きいので、在宅ワーカーの目が輝いてしまう特例ですが、適用されるには条件がある特例なのです。

家内労働者特例は、パートやバイトは103万まで税金や社会保険の負担がないのに対し、家内労働者にはそうした優遇措置がないのがおかしい、ということでできた特例です。基礎控除38万+特例65万=103万になるので、家内労働者もパートやバイトと同じ扱いになりますよ、というわけ。

ただし適用されるには条件があります。

  1. 契約先は1つだけ
  2. 継続的に行っている
  3. 販売ではなくサービス(人的役務)である

この3点を満たしている場合のみ家内労働者特例が使えるのです。
同じピアノの先生でも、自宅を教室にしてお稽古をしている先生は家内労働者特例が使えなくて、大手の音楽教室と契約を結んでいる先生は家内労働者特例が使えるのですね。なんとも不思議なことに。ちなみに、大手の音楽教室の中には、個人事業主として先生と契約し、教室を貸すことでレッスンを行ってもらう、という形態をとっているところも少なくありません。先生=社員ではないのです。

なので、ピアノの先生も確定申告の時期になると頭を抱えている人が少なくない…という気がします…。

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確定申告で家内労働者特例を使う方法

さて、クライアントが1つしかなく、継続して仕事を請け負っているのならライターでも家内労働者特例が使えます。
事前申請などは不要で、確定申告の提出書類と一緒に「家内労働者等の所得計算の特例の適用を受ける場合の必要経費の額の計算書」を添付すればOK。これは指定の書式があり、国税庁のサイトからダウンロード可能です。
その上で、白色申告の場合は、確定申告書の第二表の左側「特例適用条文等」に「措法27」と記入しておきます。
青色申告の場合は、損益計算書の青色申告特別控除額に65万円を記載し、確定申告書の第二表の左側「特例適用条文等」に「措法27」と記入すればOK。

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まとめ

家内労働者特例は、クライアントが1つだけの場合は使えます。それ以外のケースでは使えないので注意してください。特にクラウドソーシングサービスを使っていると、登録しているサービス会社からお金をもらっているように感じるので、家内労働者特例が使えそうな気がしますが、クライアントが複数いる場合は該当しないのです。

ということは、複数のクライアントと契約し収入が高いライターほど、早めに開業届を出して青色申告の控除額65万円を受けたほうがお得になります。ライターが計上できる経費なんてほんのちょっとですからね~。

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参考:
https://www.zeiri4.com/c_5/q_18680/
https://money-kanri.com/2018/02/25/kanai-rodo-sha/